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家路


【家路】

手を繋いで、お家へ帰ろう…

「祟殺し編」2日目、お弁当バトルの罰ゲームに行く少し前。
本当に何気無い台詞ながらも、深読みして泣きそうになった会話。

「地獄の底までお付き合いしましてよ。」
「…そんなとこまで付いて来なくていいのですよ。」


最初、この台詞を読んだ時、何の計算も打算も無く
「地獄の底まで」付き合うという沙都子と、
そんな沙都子が大切で、気持ちを有り難く
受け取りつつも、「付いて来なくていい」と
自分一人で何もかも背負おうと、護ろうとする梨花。
そして、「皆で生きて帰ってくる」と言った圭一。
ギャグパートの中に、意識的に、暗示的に
いわゆる<トゥルーエンドの縮図>を
入れてるのかなあと思いました。<深読み

梨花は沙都子に。
沙都子は梨花に。

お互いが必要なんじゃないかなあとか思ったりした訳で。
夕方…手を繋いで家路へと向かう二人の図というのは
「祟殺し編」をプレイした当時からずっと
書きたかった構図です。

今年(2004年)最後のトップ絵更新となった訳ですが、
この絵が今年の締めくくりに相応しいかなあと思って
スケジュール的には厳しいがらも頑張って描き上げました。
仕事中寝てたけど

沙都子の家。
きっと、にーにーがお腹空かして待ってますですよ。



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